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初心者必見!ドイツの合気道、Deutscher Aikido-Bund e.V (DAB)と日本の合気道の違い

June 4th, 2019

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どうもー、ドイツでフリーのフルスタック & フロントエンドエンジニアをしています、Arisaです。

日本とドイツでの合気道経験が3ヶ月の現在、このブログ&ポートフォリオリニューアルも、私らしさをもう少し出すために、プログラミング x 合気道 & ドイツをテーマにしたものにしようと決めていたので、合気道要素も結構デザインに取り入れています。

さて、合気道をするにあたり、自分がどのレベルなのか、また稽古仲間や演舞/試合相手がどのレベルなのかを見きわめる指標というものは、合気道に限らず、他の柔術、武道にもあるシステムです。

宗派によって技の違いがあることは、日本で稽古をしてくださった先生たちが教えてくださっていて、本家の植芝先生の宗派、合気会を私は日本で稽古していたので、合気会の道場を探すようにとアドバイスもいただいていました。

そしてドイツに戻った際に近くの道場の情報をいくつか調べて、どの道場も植芝先生の宗派だったので、そのうちの1つ、現在通っている道場に入門したわけです。

しかし、日本の本家合気会と、合気会をルーツとしているドイツ合気道が同じかというと、基本は同じですが、微妙な違いがあったため、触れておこうと思います。

帯の色が日本の合気会と違う

級と段のレベルを視覚的にわかるようにする帯の色ですが、実は日本の植芝先生ルーツの合気会と、同じ合気会をルーツとするドイツ合気道では、なんと帯の色のシステムが違いました。

日本の合気会からドイツ合気道に切り替えた時に、これは少し始めの頃は戸惑いました。

理由は、日本の合気会だと子どもの級の帯の色がたくさんドイツ合気道では使われているので、始めは稽古仲間の合気道レベルがわからず、よくわからないレベルの帯の人と組むことが多くて、戸惑いました。

日本の合気会では帯の色は

子ども: - 初級(ピンク) - 10級(緑) - 9級(黄色) - 8級(オレンジ) - 7級(赤) - 6級(水色)

大人: - 5級(青) - 4級(紫) - 3級(紫) - 2級(茶色 & 女性はここから袴) - 1級(茶色) - 初段(黒帯 & 男性はここから袴) - 2段(黒帯) - 3段(黒帯) - 4段(黒帯) - 5段以上(黒帯)

なのですが、ドイツ合気道では以下になっています。

子ども: ※ 見たことがないのでわからないです...

大人: - 5級(黄色) - 4級(オレンジ) - 3級(緑) - 2級(青 & 女性はおそらくここから袴) - 1級(茶色) - 初段(黒帯 & 男性はここから袴)

1級と初段以上以外、全て日本の合気会では子どもの級の色ですね😅

ほとんどが合気会では子どもの級の色になってしまうのと、順番も若干バラバラなので、始めの頃はドイツでは大人も子どもの級からするのかと勘違いしていました 笑

把握できたのは茶色の帯(1級)だけで、あとは2級なのに、大人の初心者の5級かと勘違いしていた人もいて、稽古でペアを組んだ時に、やけにうまいなと思っていたら、ドイツ合気道では2級だったというのもよくありました。

ドイツ人でドイツに合気道をもっと普及させたいと熱心に活動をされていた方が、どうやらこの帯の色の組み合わせに決めて、それが今ではドイツ合気道のスタンダードになっているんだよと、こちらの道場の先生が教えてくださいました。

そして自由だなと思ったのが、私のいる道場だけかもですが、ドイツ合気道連盟(DAB)に会員費用を支払っていない、要するに試験を受けない人は、どれだけ経験年数やレベルが達していても白帯なのですが、中には自分の帯の色でレベルを判断されたくないというこだわりがあって、あえて白帯の人もいます。

自由なのは実は帯だけではないんですが、この時点で日本では思いつかなかった帯の色のパターンや好みがあるので、面白いです。 袴に関しては、うちの道場はまだ誰も袴まで達していないので、先生以外は見たことがないです。

道着の種類やデザインが超フリーダム

帯も決まりはあるものの、好みで色帯をつけない人もいるので十分自由な感じですが、道着に関してはもっとフリーダムって感じです。

例えばですが、日本の合気道では柔道着か合気道着を武道店で購入してくださいと言われます。

武道店では日本製と外国製が用意されていて、袴は黒か紺の2種類から選び、袴に施す名前の刺繍はある程度色は選べるものの、みなさんだいたいスタンダードの茶金色(オレンジっぽいです)です。

袴以外の上下の道着の名前の刺繍は黒で、場所はある程度選べますが、右肩(横書き)と右腰(縦書き)に1箇所ずつがオーソドックスです。

私のこのサイトの、HOMEやAboutなどにある道着の色しか日本では基本見ません。 (宗派は合気会しかわからないので、他は違うのかもしれませんが、ここでは割愛)

値段は割として、1万円以上は袴を除いても上下でしました。 袴を入れると3万円は超えましたね...

ではドイツ合気道はどうでしょうか?

そもそもドイツには武道店はまずほぼないので、購入するとしたらスポーツ店かAmazon、ebayになります。

当然日本製のものは輸送代金がかさむので、倹約家のドイツ人は安くて質がそれなりに良いものであればわざわざ日本製にはこだわりません。

うちのエリアだとDECATHLONという大型デパートがオンラインと店舗で販売をしていて、だいたいみんなそこで買っているようです。

値段は海外製ということもあってか、はだけにくくする内紐がない構造だったりなので、トータルで3,000~5,000円が平均的な値段でした。

そしてデザインがめちゃくちゃ自由...!

アディダスの道着まであって、肩にラインやロゴも入っていたり、中には柔道着の青い道着や、Amazonで見つけて上下真っ黒の道着の人もいます。

イメージとしてはこんな感じ。

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決まりはほぼない、安全であれば好きな色とデザインを着ていいでしょというのが、ドイツ人の合理主義的な考え方だなあと、一概には言えませんが、道着1つをとっても見えてくるので面白いです。

もっとすごいのは、市販の帯は硬くて結びにくいから、自分で作っちゃったという人もいました 笑

フリーダムですね 笑

巨人級、レスラー級の人と組むためのコツが必要

道着に関しての違いは結構あるのですが、でも合気道そのものは私の道場では植芝先生の合気会と変わらないように思います。

若干ある違いとしては、必要な時に力を少し加えることがドイツ合気道にはあることでしょうか。

理由としては、身長がめちゃくちゃ高い巨人級の人もいれば、ガタイが良すぎるレスラー級の人も普通にいるので、そういった人に私(女性、身長166cm)のような人が技をかけようと思うと、気だけでは筋力差がありすぎて、気が十分でも筋力差で技がかからないということがよくあるんです。

そもそも女性が少ない道場なので、必然的に身長は私より高い人か同じくらいの人しかいないのと、みんな女性であっても力がめちゃくちゃ強い...!

正直、ほぼ毎回稽古後には掴まれただけでも手首にアザがめちゃくちゃできてます 笑

アザができやすい体質なのかもですが、にしても結構みんな基礎的な握力だとか、腕力だとかが強いです。

合気道は気を利用し、相手の波長を読み取り、うまく利用をして技の流れを生み出します。

ただし、合気道は気だけではできません。

ということは一定の筋力と気がなければ相手には技が効かないということはよくありますし、先生によっては、見ただけで自分の合気道が効く相手か、効かない相手なのかがわかると言われていて、初めはとても不思議でしたが、今は経験を持ってその意味がよくわかります。

明らかに自分よりも筋力が優っている相手には、自分の合気道は効かない可能性が高まるということです。

だから巨人級でレスラー級に筋肉モリモリな人には私の合気道は効きません 笑

でもドイツでは私は小さい部類の人間なので、合わせるしかないです。

筋力トレーニングをして、パワーの基準を合わせていく必要が、ドイツ合気道では若干必要かなと稽古を通して思います。

そんなモリモリになるまで筋肉をつけなくても良いですが、健康的なくらいに筋肉はあった方が、技が効きます。

ちょっとしたコツですが、この部分は日本の合気会の稽古での感覚とは違います。

試験は先生が昇級していいだろうと判断した時に抜き打ちで行われる

試験は日本では受けたことがないのと、これは道場によって違う部分もあるのかもしれませんが、うちの道場は、先生が「この人は次の級に行ってもいいな」と思ったら「今日試験するよ」と抜き打ちであるシステムです。

日本では他の稽古に参加されている方の話を聞いただけなのですが、指定の会場に行って受けるようですね。

会場でも色々立ち位置や組む相手など決まりはあるようですが、私の道場はドイツ合気道連盟の会長っぽい人が道場のトップなので、こんな感じのシステムなのかもしれません。

先生がすでに試験判定員ということだからなのかな?と質問をした時に思いました。

まとめ

基本的な合気道を実際に実演する部分に関しては大差はない感じですが、それ以外は結構自由な部分が多いのがドイツ合気道の特徴です。

他の地域だとまた違うのかなと思いますが、私のいる南ドイツのとある地域ではこんな感じの特徴です。

海外在住で、武道、柔術に興味があるという方は、合気道を検討される際に参考になれば幸いです。

では

ちゅーす